ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

明日が

君があの懐かしい訛りで


笑って


笑って


元気だして



って



言ってくれたのかな




そう想うと



明日が明るい日に思えてきたよ

原因不明

最近は作業に没頭することで


あまり考えないでいられるけれど



心はふとしたことで


傷口がぱっくりと開いて


悲鳴をあげてしまうのだろう



なぜ?と尋ねられても答えられない



傷口がいつどこで何が原因で開いちゃうのか



自分でもわからない



同じことを別の時に別の場所で何度もしていても



なんともなかったりするから

突然

今日は


昔の自分を思い出して



突然涙腺が緩んでしまった



人前で



堪え切れず



嗚咽した




君に逢いにいこう



この旅も君への路



帰途で仰いだ空には細い月



瞳を曇らせてはいけない



君に覗かれても



真っ直ぐに君を見つめるられるように