ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

万華鏡

自分を振り返ることなく過ごす



細い月に日時が絶え間なく流れていること知らされる



昨夜眠りにつく前に



知る限りの君をかき集め


君を描いてそれを抱きしめた




君の恋人は彼女でもないらしい



私の知らない君



彼女が知る君


彼女が知らない君



君の横顔は万華鏡