ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

春の雨にうたれながら

雨に打たれながら歩く



若葉が雨で生き生きと溌剌と



春にしては冷たい風に揺れて



ざわめいていた



ちょっとぐらいの距離なら



傘がなくてもっておもっていたけど



結構濡れて手足が冷えてしまった




風邪を召しませんようにと



君の背中を想いながら道を急いだ