ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

春の雲

春の花が咲き始めたが


風は冷たいこの数日


君のところはどうなのかな



日差しは暖かいよ


空は曇りがちで不安定


風は強め



自分の心持ちを空に見ているように


雲の流れが早い



君は何をしているのかな




せめて君を思い浮かべる


些細な事柄でも知っていたら良かったのに


と思うけれど



知らなくてもいいのか



風のように流れ



淀ませないようにしよう



君への想いは雲の流れのように



時の風に形変えるけれど



雲はきっとなくならない



なくなっても



また生まれる