ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

想いの果てに

私が私でいられる時



私は君を想う



私の中に君を描く




私が私でいられるのなら



私は君を目指し歩くだろう



いつかみたあの夢のように




君に逢いにあの約束の場所に





たとえそこには君の姿が見えなくても



そこでも私は君を心の宙(そら)に描くだろう





私は想う


君を描く



私と君が空と海の狭間で重なる処に





そして君の姿が見えなくても悲しくないのは




私は何処かで君と重なり



私が私である限り




私が君を見失うことはないから