ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

微笑み

雷雨続きで見上げても何も見られなかった天に


今宵は朧に細い月が浮かぶ



その月を口角を上げ微笑む君に見立てしばし佇み語りかける