ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

いきること

明日は此処にいないかもしれないから



っと


口をつぐむ



そう想えば



黙っていられるから




私を抱きしめられるのは私だけ



好き勝手したらいい



黙っていれば何をしてもいいと思って


好き勝手して人をないがしろにすればいい



何処にも居場所はないのは承知



いつでもどこでも



仮の宿でしかない

のぞみ

君に逢いたいな



君に抱きしめられることはなくても


君の体温を感じられたらいいのに



と想う



叶うことはないのも知っている



私を 愛おしい と抱きしめる人はいない


そして



多分それでいい



望むことがなければ



絶望もない

もうたくさん

本当に嫌な気分だ




どうしてすぐにわかる嘘をつくのか




心が凍る