ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

裡には

こうして君に語りかけることができる



ありがたく幸せだよ



多少なりとも



私の裡に君の視点をもったから

天秤

君は君





君が思ってくれて



何処かで私はほっとしている



君は君の幸せをわかっていないようだから




君の傍らにはすべてにおいて君にふさわしい人が控えている




私は君とは全く不釣り合いだ




釣り合いは大切だよ




上下に傾いた天秤は醜悪でしかない

でもそれは

君の指先が私の何処かに触れたら



君はすべてを察すだろう




でも



それは許されない