ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

街路にて

街駆け逝く風に



この身を通う血の温かさを知らされる



悴む指先をポケットや脇の下に入れ



冷えた心は君の世界灯し



今を踏みしめ歩きゆく