ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

去年のこと

月が美しいね






君と逢っていたら



今の状況は異なっていただろう




去年は夏にも秋にも



打ちのめされた




硝子のハートが踵で粉砕するように




心が壊れた

微笑み

雷雨続きで見上げても何も見られなかった天に


今宵は朧に細い月が浮かぶ



その月を口角を上げ微笑む君に見立てしばし佇み語りかける

秋雨眺め

秋雨の染む匂と音を未(ま)だ知らぬこゑと香りと恋ひなずらへて




秋雨の心に染み入る匂いと音をまだ知らない人の声と香りと想っています、あまりにもあなたのことが恋しいので