ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

2018年8月のブログ記事

  • 願い

    今夜の月も素晴らしかった 金色の月は煌々と空を照らしていた いつかあの月光に導かれ 干潟を抜けて還っていけたら

  • 楽を奏で

    美しい月を見られた 今宵の月は朧で源氏の君の朧月の尚侍のように妖艶だった 君が異に好きな彼女のようには美しくも艶やかでもないけれど 弦楽器を奏でて過ごしたよ 素敵な夜を君は誰と過ごしているのか 遠くから想う

  • 満ちてくる月をみながら

    月がまた満ちてきた どんな辛く長い時間でも 刻刻と過ぎているということ 楽しい時間もあっという間だけど ここんところは楽しい時間はほとんどないか 海を見ないまま夏が終わりそうで 残念だな とは思っている まだ数週間は気が抜けず 夏は終わっちゃうね 秋でもいいから海みたいな とは思っている できるだ... 続きをみる

    nice! 1
  • 想いの果てに

    私が私でいられる時 私は君を想う 私の中に君を描く 私が私でいられるのなら 私は君を目指し歩くだろう いつかみたあの夢のように 君に逢いにあの約束の場所に たとえそこには君の姿が見えなくても そこでも私は君を心の宙(そら)に描くだろう 私は想う 君を描く 私と君が空と海の狭間で重なる処に そして君... 続きをみる

    nice! 2
  • 月夜には

    半月をみていると おうっ て声がきこえてくる 顔はほとんどみせてくれなかったから 顔は月だと思うよ 私の名を呼んでって 月に頼んでみる もう声をきくことはないから 月の光のうちに記憶の声を探ってみる

  • 遠い君へ

    言葉にも何にも表現できない想いがあるんだ それは今此処に私がいることでしか表せないことで 君が今そこにいることでみたされる 〝みえずとも欠けゆくともみたさるゝ想ひのあるを月ならば知る〟 時空に遮られ見えなくなったり、時空で姿が欠けていっても満たされる想いというものもあるんです そんな想いがあること... 続きをみる

    nice! 1
  • しばし

    良い空を 素晴らしい光を 茜色の空を見たけれど ほんの一瞬だった 昨今の私に許されている時

    nice! 2
  • 何とかなるさ

    蒼い空と碧い海に逢いに行けたら とうぶん無理だから 思い浮かべよう 明日のこともできるだけ思わない 元気で朝を迎えられることだけで充分 あとは何とかなる この身体が動くから

    nice! 2
  • 流し目でみた空は

    流し目でみた夕方の空は美しかった また顔と意識を現実に向けなければいけなかったけれど まだ空を眺める時間はないけれど また空眺められる時が流れてくれるのだろう

    nice! 1