ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

あの場所へ

海がみたい



今日はそんなことを思った



君がみて育った海



いつか見てみたい




君に逢えないなら



君の海に逢いに行こう

お月見

昨夜のまあるい月


大きくはなかったけど明るくさわやかな光を放っていた



君を月に重ねて眺めていた



触れられないけど



こうして眺めていられる



時々雲隠れしたり



気まぐれな空模様のうちに



しばし姿がみえなくなったりするけれど



いつかまた夢でうさぎに逢えるかな



そう想って眺めてた

この夜に

この数日、君のことが浮かぶ


浮かぶがままに


月が満ちるように


君への想いを心に満たす



それで充分



君と出逢えたことを嬉しく思う