ふなのりせむと月待てば

月の満ち欠けのような日々の心を綴る

目を瞑る

目を瞑った時に



君としたいことをおもい描く



それで充分



期待するのはもうたくさん



期待して



返事がないのはもうたくさん




期待しなければ絶望もない



信じなければ裏切られることもない

返事

些細なことでも相談したかった君



一大事を君に相談したかったんだ



去年


君に伝えたはず




でも




返事はなかった





それでも




君への思いは抱えて歩く




君の姿も期待しない



君の返事も




もう期待しない

鏡をみながら

髪を染めた



銅色



気に入った色に染まったんだ




君にみてもらいたかった